連載114 Music for Nice Sleep
-14
連載100まで、私の好きな音楽をアルバム単位でとりあげてきましたが、101回からはお休み前にリラックスする優しい音楽をとりあげます。お風呂に入る時、風呂上がりに聴くのにもいいです。眠る前には、当然ながら刺激的でなくてテンションが低く、ビートも弱くテンポもゆったりしたもの。低い音や柔らかい音の楽器によるものや、ささやくような、呟くようなヴォ−カルがいいようです。選曲の参考になればうれしいです。演奏はYouTubeでご確認を。
Simon & Garfunkel [Bookends]
from「Bookends」1968
サイモンとガーファンクルのオリジナル・アルバム4作目のタイトル曲「ブックエンズ」。アルバム1曲目にこの曲の短いインストが入っていて、レコードB面のはじめもこの曲が、アコースティック・ギターと美しいハーモニーで、静かにたんたんと歌われる。歌詞は老人がベンチに座って、若い頃の写真を眺めながら思い出に耽る、ちょっと寂しい感じだが、とても心落ち着く曲美しいメロディー。リチャード・アベドンの撮ったジャケット写真もシンプルで美しい。
連載-South Island-14
Maldives.
モルジブ諸島は、気が遠くなるほど長い年月をかけ、珊瑚が積み重なってできた
無数のサンゴ礁の輪っかの島が点在している。小型飛行機のツアーに参加して
上空から眺めたが、おすすめである。ブルーの濃淡がすばらしく美しい。
SANPO
PHOTO 60(藤井寺市)
住宅の中に何やら船が見える。何故こんなところに船が?
近くで見ると下写真のような建物。
藤井寺付近は古墳が点在し出土した埴輪に船型のものがあり、
それに因んで建てられた。そこには、出土したものが展示してある。
海外の風変わりなビル
ミラノ
左の写真のビル、手抜き工事で傾いたのではなく、こういう設計のようで、窓も揃っていなくてバラバラ。よくOKが出たね。ビエンナーレ会場近くのホテル。泊まってみたい気もするが、不安な感じもする。
下写真は、ベランダを取って付けたって感じのビル。これも落ちるんじゃないかと不安な感じがする。ミラノはデザイン優先の面白い建物があった。
左写真:アスパラの頭のようなビルは、形がきゅうりの酢漬け「カ−キン」に似ているということで、そう呼ばれているらしい。ロンドンは写真のようにクレーンが沢山立ち上がって、次々と新しい建物が建設中である。その左の高層ビルは、下の写真の直角三角形のビル。
下写真の建設中の右側の屋根がカーブしているビル。変わっているが、イマイチカッコよくない印象。
右写真;これは相当古い発電所バタシー・パワーステーション。ピンク・フロイドのアルバム「アニマルズ」のジャケットでおなじみである。この建物の写真が撮りたくて、キューガーデンに行く前に、バスで近くまで行ってみたが、テムズ川の北からは逆光だったのが残念。アール・デコ・デザインで4本の白い煙突のカッコいい建物である。