HOME 

WHAT'S


連載
-AMERICAN PHOTOGRAPHS-89
Denver, Colorado

デンバーの街でフラッと入ったカフェの気さくな マダムと息子さん。
夕方、息子さんにウエスタン映画に連れていってもらったのを思い出す。

連載89
Brother Jack McDuff [Live]
1963

最近はジャズ・ファンクのR&Bビートによるノリのいいものを好んで聴いているが、ジャズ、ファンクのオルガンといえば、特に黒いフィーリングに溢れている。これまでジミー・スミス、ロニー・スミス、ジミー・マックグリフを取り上げたが、もう一人ブラザー・ジャック・マクダフがいる。

このアルバムは1963年のサンフランシスコのジャズワークショップでの6月と10月のライブを一つにまとめた全13曲、タイトルも大きな文字でLIVE!とデザインされている。レッド・ハロウェイ(6月)、ハロルド・ヴィック(10月)という人ののサックスと、ギターはジョージ・ベンソンで、70年代半ばはブリージンがヒットしてメロウなソウルシンガーになってしまったが、当時はバリバリのジャズマンで彼のギターも黒いフィーリングに溢れている。

ファンキー・ジャズ・ムーブメントの中、 1959年新しいビートの「Take Five」や60年のジミー・スミスとスタンレイ・タレンタイン共演の「Back At The Chicken Shack」の黒いソウルジャズ。スタン・ゲッツのボサノヴァ・シリーズや63年リー・モーガン「The Sidewinder」のノリノリ・ビートなど、ジャズシーンにそれまでのハードバップとは違うタイプのものが出てくる。このアルバムもハードバップ・ジャズだがドップリとリアルブラックで、ゆったりとスイングするマクダフ自作5曲目「A Real Goodun'」9曲目「Dink's Blues」のオルガンは特に好きである。その他フルートが奏でられるトロピカルな楽しい雰囲気のチャールズ・ロイドの8曲目「Passing Through」と、ノリノリでタイトなナット・アダレーの13曲目「Jive Sanba」も楽しく、ライブ盤の勢いがでている。

 

SANPO PHOTO 35


大川でよく練習風景を見かけるボートの 頭とお尻。


what's news


2012 No.145