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WHAT'S

2012 No.143
謹 賀 新 年

大晦日・元日は、そう寒くもない穏やかな天気でした。
今年は展覧会の予定は版画のグループ展しか決まっていませんが、東京での個展をするかもしれません。
昨年11月あたりから、CDプレーヤー、冷蔵庫、ウォーターベッド、フットスイッチの照明など、2〜30年愛用していたものが次々と壊れ処分したのを機に
、今年は仕事場の資料、本を処分してすっきりとしようと思っていますが、これがなかなか捨てられないんですよね。
今年もよろしくお願いします。

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-87
Miami, Florida

ハーイジャンプ!今年はこういきたいものです。
かつてのTVの人気者だった「わんぱくフリッパー」の
フリッパーくんは、ここマイアミ水族館の出身。

小さなトランジスター・ラジオから流れるポップス、ロック、R&Bを夢中に聴いた中学生の頃。 そして1969年、ジャズ喫茶等に通い始めた頃からジャズ、ブルーズにも興味をもち、今日まで聴き続けてきました。晴れのときも、雨のときもずっと一緒だった、私の大好きなミュージシャンたちのアルバムや曲を取り上げ感想を綴ります。 あなたのお好きなミュージシャンやサウンドが、私の[エンジェルズ・オブ・ミュージック]にあれば嬉しいです。 mail

連載87
Marvin Gaya [What's Going On]
1971

1968年、オーティス・レディングは、「Doc Of The Bay」のヒットを知らずして亡くなり。そして69年に大好きだったダイアナ・ロス&シュプリームスは「Some Day We'll Be Together」をリリースし解散、これがグループ最後のヒット曲となった。そして1971年、ラジオから流れて来たのがマービン・ゲイの「What's Going On」で、ファルセット・ヴォイスの軽やかな歌声を聴いた時、ちょっと今までとの違う新しい感じがした。 60年代人気だったウイルソン・ピケット、サム・アンド・デイヴ、アレサ・フランクリン、エディ・フロイドやオーティス・レディングなどのスタックス、アトランティック系とモータウンのフォー・トップスなどのシャウトするR&Bから、マービン・ゲイをはじめとして、カーティス・メイフィールド、アル・グリーン、ダニー・ハザウェイ、ロバータ・フラックやフィリー・ソウルのビリー・ポールなどのファルセットよりの軽やかなヴォーカルが次々と現われ、ここから呼び方がR&Bからソウルに変わったといえる。その他に70年代はジェイムス・ブラウンをはじめとするビートを強調したファンクも人気を高め、スティービー・ワンダーの新感覚のものやディスコビートのサウンドなどソウル・ミュージックは多彩になっていく。

このアルバムは、ベトナム戦争最中の社会派テーマの内容でモータウン社長から発売の反対を受けたが、時代は多くの支持を集め大ヒット、これまでの単なるラブソングではなく流れはマーヴィンの志向の方向へ進んでいった。ソウルでセルフ・プロデュースというのも当時珍しかったようである。アルバムは全9曲がよくまとまっている。1曲目タイトル曲「What's Going On」、6曲目「Mercy Mercy Me」9曲目「Inner City Blues」はおなじみのヒット曲だが、2〜3曲目や5曲目7曲目も同じ感じでドライブするベースにパーカッションを利かせ、きれいに流れるメロディラインにマービンのヴォーカルがのって、最高に心地よいサウンドを醸しだしている。70年代ソウル・ミュージックの先駆けであリ、今も色褪せないアルバムであり、くり返し愛聴している。

 

SANPO PHOTO 33

昨年11月29日の空。
ピンク色の雲と空の柔らかなコントラストが美しい。

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