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WHAT'S

謹 賀 新 年

大晦日・元日は、冷たい強風が吹き荒れ、大阪・神戸は積もりませんでしたが、鹿児島にまで雪が積もる寒さでした。
今年は個展をする予定で 、正月から明言して
プレッシャーをかけ制作に励みたいと思います。
今年もよろしくお願いします。

2011 No.131

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-75
Oahu, Hawaii

メッシュヘアーのハワイイのベイビイ、キャワイイ。

小さなトランジスター・ラジオから流れるポップス、ロック、R&Bを夢中に聴いた中学生の頃。 そして1969年、ジャズ喫茶等に通い始めた頃からジャズ、ブルーズにも興味をもち、今日まで聴き続けてきました。晴れのときも、雨のときもずっと一緒だった、私の大好きなミュージシャンたちのアルバムや曲を取り上げ感想を綴ります。 あなたのお好きなミュージシャンやサウンドが、私の[エンジェルズ・オブ・ミュージック]にあれば嬉しいです。 mail

連載75
Pink Floyd [Wish You Were Here] 1975年録音
 
1960年代後半から、ロックはさまざまなスタイルが出てくるが、その中に、イギリス発のプログレッシヴ・ロック(プログレ)と呼ばれるサウンドがあった。キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、エマーソン・レイク&パーマー、イエス、ソフトマシーン等である。ヨーロッパらしくクラシックの曲をロックにしたり、クラシックが基本となっているような曲で、コムズカしいコンセプトやタイトルの長い曲が多かった。あまり興味はなかったので、ほとんど聴いていないが、このピンク・フロイドには惹かれるものがあった。思うにデイヴィッド・ギルモアのリードギターにブルースを感じるからであろう。すべてのアルバムを聴いている訳でもないし、どのアルバムも好きというものではないが、この「Wish You Were Here」は最も好きなアルバムである。

徐にゆったりとした夜明けのようなイメージの音からはじまる「Shine On You Crazy Diamond」はイントロから引き込まれる。そして、ギルモアのギター・ソロもたっぷり聴け、ゲストによるボーカル、サックスが続き13分に渡ってその世界に浸れる。アルバム・タイトル「あなたがここにいてほしい」はオリジナル・メンバーのシド・バレットについてのコンセプトでつくられたアルバムということだが、「Shine On You Crazy Diamond」は気がふれてしまったシド・バレットだけではなく、当然聴くものへのメッセージとなっている。私の解釈だが「思い出してみて、若い頃あなたは太陽のように輝いていた。今のあなたの目は、空のブラックホールのようだ。いま一度、キラキラしたダイアモンドの輝きを!」という「Shine On You Crazy Diamond」というさびのフレーズが心に強く刻まれる。


レコードではB面だった3曲のつながりも面白い。「Have A Cigar」でギルモアのギターが快調に奏でられている途中に音が歪んで、ラジオからの音に変わりチューニングを回すとアコースティック・ギターが聞こえて来て、それに合わせたクリアな音で「Wish You Were Here」の曲が始り、そしてこの曲も風の音にかき消され、もう一度「Shine On You Crazy Diamond」の曲になるアイデアも面白い。クライマックスが訪れ次第に穏やかなトーンになってエンディングとなるが、よくまとまったアルバムである。

また、表カバーと中カバーに風変わりな写真のあるジャケットも凝っている。制作はイギリスの著名なデザイン・グループ「ヒプノシス」によるデザイン。燃えながら握手をしている男達。写真の一部が焼けている。砂漠にたたずむ顔のない、そして手と足は透明の男、ジャケットの破れたところから、砂が漏れている。風に吹かれて飛んで行くスカーフ。写真も布のようにカーブを描いている。そして、水中で逆立ちをしている写真。ジャケットには穴が空いて水が流れ出ている。この写真がいちばん好きだが、クレジットのスペースなのでサイズが小さいのが残念。これら遊び心のあるジャケット・デザインも気に入っている。ピンク・フロイドのグループ名もアルバムタイトルも小さくクレジットのスペースにだけ表記され、すっきりとして余裕と自信を感じさせられる。


SANPO PHOTO
21

私が小さい頃、多摩川の花火大会に連れてもらった夜の帰り道、
のどが乾いたけど、自動販売機もコンビニもない昭和30年頃、
やっと見つけた牛乳配達店で飲んだ冷たい牛乳のおいしかったこと。
あれ以来、牛乳はずっと好きである。
時は流れ、昼も夜もいつでも暖かいのと冷たい飲み物が出てくる
魔法の箱。

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