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WHAT'S

2011 No.138



連載
-AMERICAN PHOTOGRAPHS-82
Boston, Massachusetts

夏休みのキャンパスは、ひっそりと静かで芝生に座ってのんびり。

連載82
Dave Mason [Certified] 1976年

60年代UKの人気バンド「トラフィック」が好きで、特に71年のライブ盤「Welcome to the Canteen」はくり返し聴いている。そのアルバムの前にデイブ・メイソンは、エリック・クラプトンと同様にアメリカ・サザンロックを志向し、バンドを離れてソロ活動を開始。デラニー・アンド・ボニー等とアメリカ各地をツアーし、そのとき交流したメンバー、レオン・ラッセル、カ−ル・レイドル、ジム・ゴ−ドン等をバックに70年に「Alone Together」という名作をリリースしている。その後いくつかのアルバムを発表、それらの中で74年の「Dave Mason」にもいい曲が収められている。

彼の伸びやかというか、おおらかで暖かみのあるボ−カルが魅力だが、きれいで、親しみやすいメロディラインの曲づくりもすばらしい。そんな名曲をいくつかのアルバムからピックアップしライブでリリースしたのがこのアルバム「Certified」である。レコードでは2枚組になっていた。そのサイド2はアコースティック・バージョンになっていて生ギターでハーモニーを利かせたウエスト・コースト・スタイルの演奏が楽しめる。その1曲目がイーグルズの「Take To The Limit」、おなじみの大ヒット曲だけにイントロで拍手もおこり、堂々とした歌いっぷりである。続いて2曲目、75年のアルバム「Sprit Coconut」から「GIve Me A Reason」3曲目70年「Alone Together」から「Sad And Deep As You」はピアノのタッチも美しくしっとりといい曲である。4曲目は74年「Dave mason」から「Every Woman」親しみやすいメロディである。このサイドが、心地よくくり返しよく聴いている。

その他はエレクトリック・バージョン、「Alone Together」からの「Only You Know And Iknow」「Look At Me Look At You」など彼の代表曲や「Dave Mason」からは「All Along Watchtower」「Bring It Home To Me」はボブ・ディランとサム.クックのカバーを取り上げている。[All Along…」はジミヘンドリックスやニール・ヤングでもおなじみの曲。いずれも彼のスタイルになっていて楽しめる。その他はサイド1の1曲目「Feelin' Alright 」はトラフィック時代の彼の代表曲で、ジョ−・コッカーもカバーしているが、このバージョンではワウワウ・ギターも入りカッコいい。最後はスティーヴ・ウィンウッドのスペンサ−・デイヴィス時代の名曲「Gimme Some Lovin」、トラフィックのライブ「Welcome to the Canteen」でも演奏されているが、アンコールの曲としてはノリもよく、延々とくり返すビートに熱を帯びてくるお誂えの曲である。ベースが長いソロをとってカッコいいが、どちらかといえば「Welcome to …」のほうが、ウィンウッドのボーカルが聴きづらいとしても、ビートがタイトでグル−ブ感があって好きである。このアルバム「Certified」は、アメリカン・サウンド好きのイギリス人によるウエスト・コースト最盛期の、時代のサウンドである。


SANPO PHOTO
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大阪城の「消火栓」 のドアにシールが貼られて
コラージュ・アートのよう



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「Alone Together」
「Dave mason」