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WHAT'S

2010 No.126


連載70
Milt Jackson [Milt Jackson] 1948、1951、1952年録音


モダンジャズのヴィブラフォンといえば、この人ミルト・ジャクソンである。ヴィブラフォンは音が揺れるのが、同じ打楽器であるピアノとは違う魅力のある楽器である。特に彼のゆったりとしたブルージーなサウンドは大好きである。ミルト・ジャクソンはMJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のメンバーとして人気があったが、私はどちらかといえば、MJQ以外のミュージシャンとの演奏を好んで聴いている。それは、MJQの場合、美しいが、おさまり過ぎた感じがあるのに対して、MJQ以外の共演では、ブルース・フィーリング溢れるサウンドが聴ける。


ミルト・ジャクソンの代表的アルバムといえば、これは外せない。1948年、51年、52年の、ビバップからハードバップ形成の頃の録音だが、48年、51年はセロニアス・モンクを中心にアート・ブレイキー、サヒブ・シハブといったモンクとかかわりのあるメンバーにより、彼のナンバー「クリス・クロス」「エロネル」「ミステリオーソ」やスタンダード「ウィロー・ウィープ・フォー・ミー」などが演奏されている。これらはモンクのブルーノート盤「ジーニアス・オブ・モダン.ミュージック」の同時期、同メンバーの演奏であり、二人のアルバムにふり分けられたようである。


そして52年の録音には5曲入っているが、その中で「リリー」「ワッツ・ニュー」はジョン・ルイス、パーシー・ヒース、ケニー・クラークのカルテットで、この録音の後にMJQとなっていくメンバーでの共演である。その他の「タヒチ」「バグス・グルーブ」「オン・ザ・シーン」にはルー・ドナルドソンがアルト・サックスで加わりクインテットとなっている。カルテットの演奏はMJQのごとく穏やかなプレイで心地よい。クインテットのほうは、ルー・ドナルドソンがミディアムからアップテンポでアルト・サックスをブロー、アドリブによる短い演奏がまさにその時代のシーン、ビバップ。勢いよくスイングするプレイを聴かせている。

 

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-70
Santa Monica, California

かもめが頭上をかすめた瞬間のシャッター。


SANPO PHOTO 16

仲良く散歩中の大阪城の鴨

what's news

富田林を散策

昨年、雑誌「ワンダーJapan」の写真を見て気に入り、この目で見て自分で写真を撮りたいと思い、友達数人と車に乗せてもらって行って来た。
富田林に行くのは初めてで、この「PLタワー」は相当前からあるらしいが、 雑誌を見るまで全く知らなかった。
ザクッザクッと大胆に削ったようなフォルムが、なんともカッコいい。モダンなガウディといった面持ちである。
折しも暗雲たちこめる空模様の中に、そびえ建つ白いタワーに見とれながら、シャッターを切った。