2009 No.116
HOME 

WHAT'S

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-60
San Francisco, California

鼻の穴は真っ黒になり、歯が抜けて、目の下に隈が出ても
それでも吸わずにいられない煙草「タレイトン」という
そんなに自信満々というかジョークの効いたCM
だったら面白いけど、単なる落書き。


連載60
Red Garland [Groovy] 1957年
レッド・ガ−ランドは、50年代半ばのマイルスの「クッキン」をはじめとするプレステ−ジ盤とCBS盤最初のあの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」の頃の名ピアニストである。当時マイルスのバンドのレッド・ガ−ランド、ポ−ル・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)のトリオはザ・リズム・セクションと呼ばれていて、ウエスト・コーストの名アルト奏者アート・ペッパーとの共演の、「ミ−ツ・ザ・リズム・セクション」という名盤が今でも愛聴されている。

レッド・ガ−ランドのトリオのアルバムが何枚出ているのか知らないが、唯一私が持っている、この名ピアニストがトリオで録音したアルバムで、ベースはポ−ル・チェンバースで同じだが、ドラムスはア−ト・テイラ−に代わっている。左手のアタックは的確に、コロコロと転がるタッチは心地よく響き絶妙である。特にミディアムからスロー・ナンバーがよい。チェンバースのベースは、音が立っているというか一音一音くっきりして、力強く弦を弾く様子がうかがえる。ときおり聴かせてくれる弓弾きもユニークな彼のスタイルとなっている。ア−ト・テイラ−のブラッシュ・ワークも控えめながら、適格なサポートである。

どの曲も好く40分全6曲をスーと聴いてしまうが、特に1曲目のD.エリントンの「C Jam Blues」が好きである。心地よくスイングするビートに乗って転がるピアノが楽しい。そして4曲目の「Willow Weep For Me(柳よ泣いておくれ)」はブルージーでこれも好きな曲である。晩年のビリ−・ホリデーの切ない歌声が有名だが、ピアニストもよく録音しているようである。知る限りでは、トミ−・フラナガンの人気アルバム「オーバー・シーズ」は、テンポを上げて演奏している。また、ウイントン・ケリーは「ケリー・ブルー」で、シングル・トーンの美しいタッチで軽やかにプレイしているが、この曲ではレッド・ガ−ランドのほうが、ゆったりとしたテンポで、翳りのあるブルージーさが表現されている。壁にタイトルとメンバー名がフリ−ハンドで書かれた、モノクロ写真のジャケットも好きである。


SANPO PHOTO
6

黄昏の空に四方八方に延びるワイヤー。川崎橋にて。

what's news

 

森反伸一郎 展 閑花にて開催中!
10/31
まで11AM〜7PM(日曜、祝日は休み)

昨年の個展とは異なる手法で、コラージュによる小品の絵画とシルクスクリーン版画を12点ほど展示しています。見えるもの、見えないもの、見えてくること、見えなくなっていくことそんなイメージ先月の9月号では、アクリル・ペイントを掲載しましたが、今月はシルクスクリーン版画です。

私は土曜日は昼から居ります。平日もご連絡いただければ、用事の無い場合すぐにかけつけます。みなさまのご来展を お待ちして居ります。

Veil Emiluma09#A2
シルクスクリーン・プリント、
295×210mm
エディション11

シルクスクリ−ン版画
グループ展のお知らせ


シルクスクリーン版画講座のメンバーによるグループ展です。案内カードで8名の作品をちらっとお見せしていますが、個性いろいろの作品をお楽しみください。私は3点出展予定です。

月曜と土曜のお昼からは、必ず画廊におります。平日もなるべく夕方は居るように思っています。
シルクスクリーン版画に興味を持ち、やってみようと思われる方は是非お越しください。

 

11/9(月)〜14(土)
午前11時〜午後7時(最終日は5時

マサゴ画廊 TEL6361-2255
北区西天満2-2-4(裁判所 西側の細い道を入って北側)