2009 No.117
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森反伸一郎展 2009

ご来場いただきましたみなさま、
はるばる北海道や、京都・神戸からもお越しいただいた方、
誠にありがとうございました。
今回は、久々にコラージュ作品を展示ましたが、
如何だったでしょうか。
一部作品をご購入いただき、
また、参考になるご意見をいただき、
気持ちを新たに 次回の制作に励みたいと思います。

「フライターグ2009」
シルクスクリ−ン版画グループ展

フライターグはドイツ語で金曜のこと。毎週金曜日に講座があるので、そこから名前がついた、シルクスクリーンのグループ展。私は第4回からですが、今年で第9回にもなりました。
メンバーのご友人の方々が、多数お越しいただきありがとうございました。次回は10囘目ですので、さらに盛況な展覧会となるよう制作に励みたいと思います。

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-61
Alhambra, California

気持ちは分るよ。
「早く大人になりてー」と思うのはこんなとき。


連載61
Wynton Kelly [Kelly Blue] 1959年

ウィントン・ケリーは、1959年から60年代初めのマイルスのグループに、レッド・ガ−ランドに代わって加入した。このアルバムは、加入して精神的に充実した好調の頃に録音されている。ベースにポール・チェンバース、ドラムスはジミー・コブはマイルスのリズム・セクションである。トリオ演奏は7曲中5曲で、残り2曲はセクステットである。そんなことで、ピアニストがリーダーのピアノ・トリオ・アルバムとは言えない。しかもピアノ・トリオより、ウィントンのオリジナル曲「Kelly Blue」「Keep It Moving」の、サックスの入ったセクステットのほうが、私は好みである。

ちょうど50年前の1959年頃は、アート・ブレーキーを中心にファンキー・ジャズに沸いていた。そんな頃の録音なので、当然ながら1曲目の「Kelly Blue」はまさにファンキーである。親しみやすいメロディラインのテーマ、最初のソロがウィントンのピアノ。コロコロと転がる美しいシングルトーンで、心地よくスウィングする楽しさが溢れている。続いてのボビー・ジャスパーによるフルートは柔らかいエレガントな響きで、アート・ブレーキーのファンキー・サウンドとの違いを出している。次のナット・アダレーのコルネットも、トランペットほどのきらびやかさはやや控えた感じながら、熱くエキサイティングなプレイでサックスに繋ぐ。ベニー・ゴルソンの渋めのいい音色のテナーも力強くブローしている。これらのソロの間にテーマ・アンサンブルを入れて次のソロに繋いでいくスタイルが楽しく、10分を超える演奏ながら飽きること無く、もっと聴いていたい気分である。ポール・チェンバースは相変わらず強く弾むベースで、よくスイングしている。5曲目の「Keep It Moving」もセクステットで、ファンキーなメロディラインに快適なテンポでスイング。CDには最後の8曲目に別テイクが入っており2度楽しめる。

ピアノ・トリオのほうは、スタンダード「朝日のようにさわやかに」「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」「柳よ泣いておくれ」など、おなじみの名曲が入っている。特に「朝日の…」はMJQでおなじみだが、名ピアニスト、ソニ−・クラークも'57年にトリオで録音している。ソニーとウィントンは同タイプのピアニストだが、聴きくらべるとウィントンは左手の強いアタックと軽やかに転がるタッチで、メリハリが効いたやはりファンキーな演奏である。「柳よ…」も先月のレッド・ガ−ランドが'57年にトリオで録音している。2年後'59年にこれらの曲を録音したのは、ウィントンの自信の表れであろう。

 

SANPO PHOTO 7

散歩中に野良猫をよく見かける
「じゃりんこチエ]に出てくる小鉄似と

スタイリッシュな後ろ姿の 黒猫 。

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