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WHAT'S

2009 No.113

3タイプの版画三人展
「木 絹 銅」展
7/22(水)〜28(火)
京都「ぎゃらりぃ西利」で開催

昨年個展を開催した京都祇園の京つけもの西利4F「ぎゃらりぃ西利」で今回は版画三人展を開催いたします。近松さんの銅版、吉岡さんの木版、私はシルクスクリーン、今回は未発表10点を展示します。
の期間、美術館、観光に是非京都へ、そしてギャラリーにもお立ち寄りください。 京阪「祇園四条駅」6番出口から四条通りを東へ(八坂神社方面)汗をかく前にたどりつけると思います。
私は22(水)23(木)26(日)28(火)は会場におります。

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-57
Santa Monica, California

かつて憧れの60年代ビーチ・ボーイズ達のサーフィン・サウンド、
70年代メローなウエスト・コースト・サウンド。 そして
パームトゥリ−、水着姿のカリフォルニア・ガール、あぁ!サンタモニカ・ビーチ!
何も写ってないですけど。


連載57
Bill Evans [Waltz For Debby] 1961年

オルガニストが続いたので、これからジャズ・ピアニストを、特にピアノ・トリオのアルバムで、まずはビル・エヴァンス。特にベーシスト、スコット・ラファロとドラムスのポール・モティアンのトリオによるリバーサイド・レーベル時代の4枚のアルバムがすばらしい。繊細なタッチの音を聴いていると、自分も繊細な感覚があるかのような錯覚に陥いる。

その中でまず、1961年6月のヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ盤「Waltz For Debby」、何といっても1曲目「My Foolish Heart」。映画音楽を数多く手掛けているビクター・ヤングの、メロディラインの美しい曲である。ぐっとテンポを落としたピアノの音に寄り添い低音で囁くベースとのインタープレイが、ロマンチックで音数が少なく一音一音が心に滲みる。この曲は好きなのでいろいろ聴いているが、ボーカル・バージョンが多く、トニ−・ベネットはビルの演奏で、またシナトラもスインギーに歌っている。ホリ−・コール、ジェーン・モンハイト、コニ−・フランシスなど女性ボーカルも多いいが、やはり声の良さでアストラッド・ジルベルトがいい。インストでは、スコット・ハミルトンがサックスでムードたっぷりの艶奏しているが、やはりこのビル・エヴァンス・トリオがベスト・プレイである。

2曲目「Waltz For Debby」は、ビルの数少ないオリジナル。可愛いメロディをピアノとベースがユニゾンで始り、次第にテンポアップしてスイングしてくる。ベース・ソロも饒舌。3曲目「Detour Ahead」5曲目「Some Other Time」もまた1曲目と同様、しっとりとセンシティブなタッチの美しい曲で素晴らしい。この感じはビル・エヴァンスならではの音である。

6曲目はマイルス・デイヴィスの曲「Milestone」。明らかに50年代のハード・バップとは変わってきて、60年代に入ってドラム、ベースもより自由になり、ビートもサウンドも新しくなってきているのが感じられる。マイルスのアルバム「Kind Of Blue」のときに在籍していたビルは、マイルスを尊敬しているであろう。これらリバーサイド4枚のアルバムのいずれにも、マイルスの曲「Blue In Green」(共作)「Nardis」「Solar」を取り上げている。そして、マイルスのミュート・トランペットの名演奏で良く知られた「枯葉」「All Of You」「When I Fall In Love」をも、ピアノ・トリオで再演している。ライバル意識も強かったのかもしれない。「いつか王子様が」は59年の「Portrait In Jazz」収録で、逆にマイルスが61年録音のアルバムに入れている。

もう一枚の「Sanday At The Village Vanguard」もアルバム「Waltz For Debby」と同じ日の録音である。こちらは、スコット・ラファロの2曲をいれ、また、どの曲も彼のベース・ソロも長めにフューチャ−した選曲になっている。ベース好きにはこちらのほうがいいと思う。スコット・ラファロは、この録音から11日後の7月6日に自動車事故で亡くなる。27才だった。わずか2年ほどだがビル・エヴァンスのベスト・パートナーとして、名演奏を残してくれた。

 

SANPO PHOTO-3


散歩の 途中で見かけた涼しそうな花を2つ。

what's news

 

アルバム「Sanday At The Village Vanguard」
Veil Emiluma09#B4 294×210mm