2007

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WHAT'S

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-32
Pueblo,
Colorado

かつて憧れだった5〜60年代アメリカのホームドラマに出てくる、丸みのあるデザインの大きな冷蔵庫も、開けてみればこんな感じ。テクノロジーの著しい進化と時代の流れを感じる。

小さなトランジスター・ラジオから流れるポップス、ロック、R&Bを夢中に聴いた中学生の頃より、ジャズ喫茶等に通い始めた1969年頃からはジャズ、ブルーズにも興味をもち、今日まで聴き続けてきました。晴れのときも、雨のときもずっと一緒だった、私の大好きなミュージシャンたちのアルバムや曲を取り上げ感想を綴ります。 あなたのお好きなミュージシャンやサウンドが、私の[エンジェルズ・オブ・ミュージック]にあれば嬉しいです。 mail

連載32
Albert King
[Born Under A Bad Sign]
1966〜67年録音

オーティス・レディングやサム・アンド・デイブなどR&Bでお馴染みのスタックス・レコードでの、アルバートの最初のアルバムである。当時は、ジェイムス・ブラウンのファンクの創成期である1964年録音「Out Of Sight」やローウェル・フルスンのカッコいいファンキー・ブルース65年録音「Tramp」や、キャノンボール・アダレイ66年録音「Mercy, Mercy, Mercy」はソウル・ジャズと呼ばれ、R&Bとブルースやジャズがクロスオーバーをしてビートが変化している時だった。

このアルバムには66年録音の「Oh, Pretty Woman」「Crosscut Saw」はじめ「Born Under A Bad Sign」「The Hunter」といった彼のヒット曲が収められている。スタックスのブッカーT & MG'SのR&Bリズム・セクションとアルバートのブルース・ギターの出会いによって、彼独自のファンキーな味わいのある雰囲気がぴったりはまったアルバムである。そして、かつてのクリーム、ジョン・メイオールやフリーのイギリスのロック・バンドにカバーされている。R&Bスタイルなので、ブルース・ロックとして受け入れ易かったのであろう。

若いときにこれらの曲を聴いたときは、ブルースにしては軽いという印象があった。その頃は、思い入れたっぷりにギターをタメて弾くスロー・ブルースが好きだった(このアルバムでいえば、「Laundromat Blues」である)。しかし今は、このR&Bスタイルのミディアム・ビートも心地よいノリで好きである。彼のこれらの曲は別バージョンやライブでも演奏されたアルバムが出ているが、メンバーが異なる。聴き比べるとブッカーT & MG'Sのベースのドライブ感、軽やかでもメリハリの効いたドラムスが流石いい。特に「Crosscut Saw」はチョット変わってラテンのようなビートである。

ただバラード2曲が、場違いな曲調である。ドリス・デイやエラが歌っているスタンダード「The Very Thought Of You」をムード出して歌っているが、「キングゆうても、そりゃナット・キング・コールやろ!」と突っ込んでしまうおヨビでない曲が、最後に残念である。ノリのいいR&Bビートで突っ走ってほしかった。

what's news

特にニュースも無いので夕焼けをどうぞ
空を眺めるのが好きで、 夕方はよく見ている。
一日が過ぎようとしている、黄昏のくつろぎ感がいい。

5月28日の夕焼けは、雲の流れと色がよかったので、
シャッターを切る。