小さなトランジスター・ラジオから流れるポップス、ロック、R&Bを夢中に聴いた中学生の頃より、ジャズ喫茶等に通い始めた1969年頃からはジャズ、ブルーズにも興味をもち、今日まで聴き続けてきました。晴れのときも、雨のときもずっと一緒だった、私の大好きなミュージシャンたちのアルバムや曲を取り上げ感想を綴ります。 あなたのお好きなミュージシャンやサウンドが、私の[エンジェルズ・オブ・ミュージック]にあれば嬉しいです。 mail

連載30
Muddy Waters
[The Real Fork Blues] 1947〜64年録音
[More Real Fork Blues] 1948〜52年録音

マディ・ウォーターズの初期の頃の曲を集めたアルバム「The Real Fork Blues」。元は1966年が初リリースで、フォーク・ブルースが白人の聴衆に広まるのをみて、発売されたものが90年代になってCDで再発された。マディ最初の録音1947年の「Gypsy Woman」は、チェス・レコードの方針でサニーランド・スリムのピアノをバックにシティ・ブルース・スタイルだが、あまり人気はでなかったようである。その後、ビッグ・クロフォードのベースのみでマディがダイナミックなヴォ−カルとスライド・ギターをギュンギュン弾いているミシシッピーの匂いを放つデルタ・ブルースを録音。シカゴに働きに南部から出て来た黒人には、故郷や家族を思いおこすサウンドだったであろう、これはとても好評だったようである。北島三郎やもっと古くは三橋美智也の民謡の匂いのする歌謡曲で、東京に働きに出て来た人々が、北国の故郷や家族を想うようなものである。1949年〜50年の録音が「Rollin’And Tumblin'」「Screamin' And Cryin'」など5曲入っている。

「The Real Fork Blues」と言えるのか疑問だが、バリバリのシカゴ・ブルース1955年録音「Manish Boy」が入っている。ローリング・ストーンズの1977年のライブ・アルバム「Love You Live」で聴いたのが最初だが、このオリジナルに忠実にカバーしていてカッコよかった。しかし、マディ御大の体に共鳴する太くて深みのあるヴォ−カルはさすがである。ちなみに、77年にマディも、ジョニ−・ウィンターによるプロデュ−スのアルバム「Hard Again」で再録音している。少しテンポを落としねっとりとして、こちらもなかなかいい。その他、56年〜58年録音の「40 Days And 40 Nights」はじめシカゴ・ブルースが3曲入っている。リトル・ウォルターやウォルター・ホートンのハ−プが、カッコよく雰囲気を盛り上げている。ただ、これらの曲では、マディがギターを弾いていないのが、ちょっと残念である。録音年度が飛んで、1964年の「Same Thing」「You Can't Lose What You Ain't Never Had」2曲が入っている。特に「You Can't…」の、ゆったりしたビートにマディのスライド・ギターのエコーのかかった響き具合がなんかいい。同時期の録音をもっと聴いてみたいものである。

このアルバムが当たったのか、翌年の67年にリリースされたアルバムが、第2集「More Real Fork Blues」である。これも、90年代にCDで再発された。こちらはほとんど初期の1948年〜52年の録音で、あまり知られた曲はないというか私が知らないのだが、12曲中知っているのは「Honey Bee」ぐらいだがまとまりがよく、かえってこちらの良いのではと思うぐらいである。「Sad Letter」「Kind Hearted Woman」等サン・ハウスやロバート・ジョンソンの影響のタイトルの曲があるが、先人の影響下でスライド・ギターをエレクトリックに変えた、ミシシッピーのダウン・ホーム・ブルースである。バックはビッグ・クロフォードのベースのみとか、そこにリトル・ウォルターのハープが加わったもの、そして、さらにジミ−・ロジャ−スのギターとドラムスが加わったシカゴ・ブルースというスタイルの先がけの頃のサウンドが聴ける。

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連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-30
Boston,
Massachusetts

松坂投手がメジャーデビュ-!楽しみである。
地元の空き地でプレー中の
ボストン・レッドパンツの内野兼外野手。

2007   

桜と新緑のコントラストが美しい。天満橋北詰

今年のソメイヨシノ

今年は2月が暖かく、3月になって寒い日があったが、3月27〜8日に開花。4月5〜6日頃が満開だった。7日土曜日に雨が降ったものの、その後雨がなく長もちしていたが、13日金曜日の強い風と雨で、かなり散っていった。
造幣局の通り抜けは、暖冬から3月の寒のもどりで開催日を読み間違え 、4月5日から1週間という、20年以上近所に住んでいる私も初めての早い開催だった。

つぼみが少し見えるほぼ満開
のどかな平日のお昼
南天満公園の眺め

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