2006

今年のソメイヨシノ
この冬は 、12月初めから寒くなり3月までも冷える長い冬だったが、
平年並みに3月末に開花し9・10日の土日が満開となり、
翌日から降り続いた雨でかなり散ってしまった。
毎年迎えるこの美しい季節を、
歳とともにもっと眺めて満喫したいとう思いが強い。
みなさんも、楽しまれたでしょうか。

上と左の写真は、雨上がりの夕暮れ、
ライトアップされた大川沿いの桜並木。
下の写真は、雨で散った花びらで 敷き詰められた
夕暮れの公園。

 

左と下の写真は、大阪城の桃の花。
桜の開花の頃は梅、桃、桜が同時に咲く珍しい年だったようである。
右写真、ひとつの木にピンクと白い花が一緒に咲いていた。

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-18
Boston,
Massachusetts

八百屋の店先であるが、ポスターの剥がれ具合や文字がコラージュのようで興味を引いた。木箱に入れて並べられた野菜の陳列も懐かしい。

小さなトランジスター・ラジオから流れるポップス、ロック、R&Bを夢中に聴いた中学生の頃。 そして1969年、ジャズ喫茶等に通い始めた頃からジャズ、ブルーズにも興味をもち、今日まで聴き続けてきました。晴れのときも、雨のときもずっと一緒だった、私の大好きなミュージシャンたちのアルバムや曲を取り上げ感想を綴ります。 あなたのお好きなミュージシャンやサウンドが、私の[エンジェルズ・オブ・ミュージック]にあれば嬉しいです。 l

連載18
Elmore James [Dust My Blues] 1952〜56年録音

ブルースを聴き初めの70年代始めの頃、CBSソニーから出ていた「The Spirits of The Blues」といういろんなブルースマンが1曲づつ入っているコンピレーション・アルバムを聴いた中でいちばん気に入ったのが、このエルモア・ジェイムス。さっそく次に買ったのが、このアルバムだった。直感で買ったレコードを早速持ち帰り聴くと、サウンドは「うん、これだぜ!」とバッチシのアルバム。といっても、その頃のエルモア・ジェイムスはこれとチェス盤ぐらいで、後期のエンジョイ/ファイア盤はなかったような気がするが、まぁ、外れることはなかった。彼の録音は1952〜63年のあまり長くない期間だが、今回は初期のミーティア/フレアー/モダーン/ケント・レーベルを取り上げた。

ワンパターンといわれてもしかたがないが、ブギウギのリズムにのってくり出すワイルドな三連フレーズのスライドギターは、勢いがあってスリリングでカッコいい。ハスキーがかった高い声でシャウトするボーカルもギターにマッチして最高である。スライドギターは戦前よりロバート・ジョンソン、タンパ・レッド、サン・ハウスをはじめとして多くのブルースマンが演奏してきた。エルモア・ジェイムスは、ロバート・ジョンソンの「I Belive I'LL Dust My Broom」をエレクトリック・ギターでテンポを上げプレイしている。このアルバムでは「I Belive」というタイトルでA面1曲目にはいっているが、これがヒットするとともに、エレクトリック・スライドギターといえばエルモア・ジェイムスといわれ、エルモア・スタイルといわれる独自のスタイルを確立する。そして、ハウンドドッグ・テイラ−、JBハット−、ジョン・リトル・ジョンなどのフォロア−を生んだ。

戦前のピアノ・ブルースのリロイ・カー「Blues Before Sunrise」をお得意のスライドギターでカバーしている。文句なくカッコいい。これをまた、エリック・クラプトンが1994年のブルースのカバーアルバム「From The Cradle」の中で、エルモア・スタイルそっくりに演っている。録音も数段良くなって、スライドギターがかなりの勢いで迫ってくる。ロバート・ジョンソンの「Crossroad Blues」もカバーしていて、かなりアレンジを変えていていいが、スライドギターが控えめで後期のエンジョイ/ファイア盤の録音のほうがワイルドな感じがする。また、激しいスライドギターばかりではなく「Long Tall Woman」「Sinful Woman」などのスロー・ブルースもすばらしいヴォ−カルも聴かせてくれる。このレコードはオリジナルの形で再発されたものだが、「エルモア・ジェイムス/ベスト・ブルース・マスターズVol.1」のCDはこのレコードの倍の27曲入っており、さらに、「クラシック・ア−リ−・レコーディングス」は3枚組でこのレーベルの全貌が聴ける。

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エルモア・ジェイムス/
ベスト・ブルース・マスターズVol.1