2005

[KANKA KAN BADGES EXHIBITION]

ご来場頂いたみなさまありがとうございました。
30数名の出品者のアイデアがヴァラエティに富んだ
楽しい作品展でした。

アフリカのストリートアート展 
国立民族学博物館  2/26〜9/27
(水曜日-休館)

千里の万博公園にある、国立民族学博物館のアフリカのストリートアート展に行って来た。この博物館は興味深く、特に私は、太平洋の島々とアフリカの面や木彫りの彫刻、椅子など生活用品はじめいつも楽しく見ているが、今回は常設以外にこの展覧会もあり、より嬉しく鑑賞した。

西アフリカの国々と南アフリカの都市から集めた多彩な造形を「ストリート・アート」という切り口で紹介する展覧会。アフリカでは生活の中で使われているもので、アートとはみなされていないが、活気とユーモアにあふれアートという枠組を問い直させられる。チラシのように壁面に絵があり、前で写真を撮れるようになっており、この室内以外にパリの街角等3種類あった。素朴だけど、素朴だから豊かさと暖かみを感じさせてくれるものたちを、少し紹介してみよう。

ガーナの装飾棺桶。いろんな棺桶が特注できるんだね。百獣の王ライオンの棺桶を希望する人の気持ちは、誰にも脅かされることなくゆっくりと眠りたいということだろうか。

ビールの棺桶は、あの世では思う存分にビールに浸っていたいという酒好きの気持ち、よーく解る。車はアフリカではステイタスなんだろうね。それとも、あの世とこちらを行ったり来たりしたいということ?

もう一つのこれは蝶でしょうか。蛾のようにも見えるが、蛾が大嫌いの私としては、ずっとうなされっぱなしの天国の日々になりそうで嫌やね。私だったらラジオの棺桶にしたい。音楽も聴けるし、この世のニュースも知ることが出来る。あなたのお好みは?

カフェテリアの現物をそのまま展示してあった。青い海の見えるビーチの前あたりで、こんな店をしたいね。好きな音楽を流して、夕焼けを見ながらビールを飲む、たまりまへんなー。この手作りの感じがいい。椅子はみんなつながっている。
床屋の店も現物が、展示してあったが、これはヘアースタイルのサンプル。上の絵は思いっきり刈り上げたスタイル。その他にカリフォルニア、アメリカン・スタイルなどというのもあった、違いがあまり解らないけど。遠い異国に憧れを感じるのはどこも同じ。

ジャコメッティを思わせる、20等身はある長身の木製人形。記憶では、かなり大きかった。スーツを着たダンディな男達。オブジェにいいね。

下の写真は、マネキンとハンガー。ボードに着色して、切り抜いてある。最近の顔もない日本の無機質なマネキンに比べると、親しみがあり楽しいね。カラフルなカジュアル・ウエアを飾れば生き生きと見えるだろう。ハンガーも顔があって面白い。日本だったらミッキーマウスやどらえもんやキティちゃんになってしまうんやろけど。

生地も展示してあった。真ん中の柄は手がスプレーの缶を持って噴射している絵柄、何なのやろ。左のピンクのはアクセサリーが繋がっている絵柄、その他、皿に盛りつけたチキンや扇風機など、日本ではあまり柄にはしないモチーフで、珍しいのとポップな楽しさがある。

この展覧会は9月27日まで、お子さまのおられる方は夏休みに世界の文化に触れるのは、いかがでしょう。
民博ホームページ

川柳作家山田そうかを忍ぶ
友人たちによる作品展

7/11〜16 ギャラリー遊気 Q

イラストレーターで川柳も上手かった山田美穂さんを偲び、イラストレーター等の友人達が、彼女の川柳の中から選んだものにあわせて作品を展示します。この作品展に私も出品します。ご高覧ください。

ギャラリー遊気Qは堺筋の三越の南側の伏見町通を御堂筋に向かって少し入ったところにある青山ビルです。
中央区伏見町2-2-6青山ビル1F
06-6231-7233
ホームページ

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-09
San Francisco, California

フリスコのダウンタウンから真っ直ぐ西へ、広いゴールデンゲート・パークを抜けると太平洋である。この向こうは日本だと思うと、何故かホッとした。

小さなトランジスター・ラジオから流れるポップス、ロック、R&Bを夢中に聴いた中学生の頃。 そして1969年、ジャズ喫茶等に通い始めた頃からジャズ、ブルーズにも興味をもち、今日まで聴き続けてきました。晴れのときも、雨のときもずっと一緒だった、私の大好きなミュージシャンたちのアルバムや曲を取り上げ感想を綴ります。 あなたのお好きなミュージシャンやサウンドが、私の[エンジェルズ・オブ・ミュージック]にあれば嬉しいです。 mail

連載009
Stan Getz & Joao Gilberto [Getz/ Gilberto] 1963

夏といえばボサノヴァというのではなく、大好きで年中聴いている。そのボサノヴァで最も有名なアルバム。良く聴いているが、飽きが来ない。スタン・ゲッツの枯れた味わいの音色のサックスを中心に、ゆったりとして柔らかいアストラドとジョアン・ジルベルトのヴォーカル。そして彼の控えめにリズムを刻むギターとアントニオ・カルロス・ジョビンの訥々とした美しいシングル・トーンのピアノも加わり、心地よいビートでシェイクされた最高のカクテルである。

このアルバム8曲中6曲がジョビンの曲で、いずれも美しいメロディのボサノヴァのスタンダード・ナンバーとして、今でも愛聴されている。1曲目の「イパネマの娘」は1964年7月にビルボード・ヒットチャートに5位までランキングされている。この曲によって、ボサノヴァが広く世界的な流行を生むきっかけとなった。

このアルバムばかりが特出しているが、スタン・ゲッツがボサノヴァのアルバムを最初に吹き込んだのは、1962年、ギタリストのチャーリー・バードとの共演の「ジャズ・サンバ」である。名曲「ディサフィナード」はこちらにも入っているので、聴き比べてみるものも面白い。そのほかにもギタリストのルイス・ボンファやローリンド・アルメイダとの共演アルバムなども出している。押しつけがましくなく力が程良く抜けた洒脱さが、じっくりと聴いても、BGMとして聞き流しても心地よく飽きが来ない理由であろう。

what's news

左上のギターは針金製。右上はアイスクリーム売りかホット・ドッグ売りの自転車のブリキのオモチャ。これを見ながら、お客に売らないで自分で全部食べてしまいたい、などど思うのはアフリカの子ども達だけでなく拙者もである。

ハイネケン、ネスカフェ、コカコーラの缶をきれいに貼り付けた、ブランドものアタッシュ・ケース。アサヒ・ドライもあったが、写真がブレてお見せできないのが残念。日本のビールも遠くでも飲まれているんだなぁ。右上は、製缶する前の板状のプリントされた状態のもの、ポップ・アートである。