イタリアンで居酒屋のような店があったらと思っていたあなた、できました!

私の町内会の隣人で友人でハーレー・ダヴィッドソンのライダーでコピーライターの田島さんが、イタリアンで居酒屋のように気楽に飲んで、食べて、話のできる店があればいいな、ということで自分の店を南森町にオープンしてしまいました。といってもペンを包丁に持ち替えるというのではなく、イタリアで修行をしたシェフが、おいしい料理を出してくれます。

南森町の天神橋筋商店街と国道1号線の交差点から北へ歩いて63歩、西日本書店の南隣で1階がUCCカフェの2階です。店名はイタリアンらしくイタリア語でPACE(パーチェ)英語に訳すとPEACE、日本語に訳すと香り高い煙草?でしょうか。イタリアで戦争反対のシンボルであるレインボーのストライプにPACEの白文字の旗が2階入口に掛けてあります。店内は木の香りが漂う、シンプルで自然な感じです。

ビール480円、グラスワイン350円、その他酒好きの彼の好みで日本酒、焼酎、ウィスキーなどナド等お安く揃っています。ビール1本とおつまみ、そしてスパゲティなどのパスタやリゾットでお腹いっぱいになって2000円ほどでいけます。料理もオードブル、手作りパンから子牛骨付きすね肉の煮込み、沖縄の豚肉の煮込みや手作りソーセージなど本格的なものまでシェフがよりに腕をかけています。

駅から近いので、友達との待ち合わせやちょっと飲んで帰るのにも便利。意外と早く閉まる商店街ですが、ここは深夜まで開いていますので南森町界隈で仕事するみなさんは夜遅くまで仕事してからでも、ちょっと飲んで食事して地下鉄・JR東西線の最終で帰れます。ぜひ、足をお運びになって、喉を潤し、お腹を満たし、心を解きほぐし、頭をリフレッシュしてください。そんな心地よくくつろげるお店です。

PACE : 06-6352-6976 予約承ります

Ray/レイ(アメリカ)
監督:テイラー・ハックフォード

映画の完成を待たずに亡くなってしまったが、レイ役のジェイミー・フォックスがそっくりで蘇ったような感じである。お馴染みのレイの曲がたくさん聴かれ、それらの曲の出来たいきさつが分かったりして、そんなところに興味をもって観た。最初、クラブで歌っていた彼は、客に受けるようナット・キング・コールのスタイルの曲が主だった。レコーディングしてもそういう囁くような曲で、彼独自のものがなかった。アトランティック・レコードの社長のアーメット・アーティガンがこんな曲を歌ったらどうかと、自ら歌ってみせるシーンがある。それが「メス・アラウンド」というブギ・ウギのノリのいい曲。これは社長の作詞・作曲。

その後、バックにレイレッツという女性コーラスを配してシャウトする、ゴスペルタッチのR&Bスタイルを確立していく。「メリー・アン」はコーラス・ガールへのラブ・ソング。「ヒット・ザ・ロード・ジャック」は他のコーラス・ガールに愛想を尽かされた時期に歌っていた。そして、クラブでショーの時間がまだあるのでもっとやれと言われて、未発表だった「ワッド・アイ・セイ」をレイレッツのアドリブのコーラスを入れながら演奏するシーンがいい。

彼の目前での弟の事故死によるトラウマや病気で目が見えなくなる、苦難の貧しい子供時代の話をはさみながら1947年頃からミュージシャンとして生きていく数々のエピソードが綴られている。10代のクインシー・ジョーンズにシアトルで出会うシーンもある。伝記物に多い、いいところばかり出すのではなく、ドラッグや複数の女性関係など影の部分も多く出てくる。特に、ドラッグはかなり常用していたようで、これは知らなかった。レイというのは「光線、輝き」という意味がある。幼い頃に盲目になった彼には皮肉な名前だが、彼の心の中に現れる母親が「心までブラインド(盲目)にならないで」というようなことを言って励ますのは印象に残った。

 

映画誌[キネマ旬報]恒例の選考委員の投票による2004年ベスト10

【日本映画】 (1)誰も知らない(2)血と骨(3)下妻物語(4)父と暮せば(5)隠し剣 鬼の爪 (6)理由(7)スウィングガールズ(8)ニワトリはハダシだ(9)チルソクの夏(10)透光の樹
【外国映画】 (1)ミスティック・リバー(2)殺人の追憶(3)父、帰る(4)オアシス(5)ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(6)オールド・ボーイ(7)モーターサイクル・ダイアリーズ(8)シービスケット(9)春夏秋冬そして春(10)ビッグ・フィッシュ
外国映画では、韓国映画が4本も入っていて勢いを感じる。テレビの人気ドラマとは全く違って、硬派なタイプで上質の映画。その中で「殺人の追憶」しか観ていないが、エンディングが上手いと思った。「ミスティック・リバー」は後味悪くてしっくりしなかった。「下妻物語」のヤンキー娘役の土屋アンナのツッパリ具合がとてもかわいい。

映画誌[キネマ旬報]読者選出ベスト10

【日本映画】 (1)誰も知らない(2)スウィングガールズ(3)血と骨(4)下妻物語(5)隠し剣 鬼の爪 (6)父と暮せば〔7〕花とアリス(8)ハウルの動く城(9)半落ち(10)チルソクの夏
【外国映画】 (1)ミスティック・リバー(2)殺人の追憶(3)ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(4)オールド・ボーイ(5)シービスケット(6)父、帰る(7)ビッグ・フィッシュ(8)ブラザー・フッド(9)インファナル・アフェア 無間序曲(10)オアシス

私の昨年の日本+外国映画のベスト
10ミニッツ・オールダー ロード・トゥ・メンフィス 殺人の追憶 悪い男 血と骨  ロスト・イン・トランスレーション  
観た映画が少ないので順位をつけずにリストアップした。「 10ミニッツ・オールダー」はベルナルド・ベルトリッチの短編が特に気に入った。「ロード・トゥ・メンフィス」は珍しいブルーズのドキュメント映画。昨年シリーズで上映された中で数本観たが、中ではこれが好き。ブルーズマンが話して歌うだけでひたすら嬉しい。変な純愛映画「悪い男」のキム・ギドク監督は「春夏秋冬そして春」がベスト10に入っているが、独特の雰囲気をもった気になる監督である。「ロスト・イン・トランスレーション」東京でロケということで興味をもって観た。カラオケや友達の家は映画を撮っているようにみえない自然さ。東京の夜景、ホテルの窓からの眺め、平安神宮。そして、ちょっと心ふれあう二人。何も起こらないけど静かで美しい映画だった。

小さなトランジスター・ラジオから流れるポップス、ロック、R&Bを夢中に聴いた中学生の頃。 そして1969年、ジャズ喫茶等に通い始めた頃からジャズ、ブルーズにも興味をもち、今日まで聴き続けてきました。 晴れのときも、雨のときもずっと一緒だった、私の大好きなミュージシャンたちのアルバムや曲を取り上げ感想を綴ります。 あなたのお好きなミュージシャンやサウンドが、私の[エンジェルズ・オブ・ミュージック]にあれば嬉しいです。 mail

連載004
レイ・チャールズ[ザ・ライト・タイム] 
Ray Charles/The Right Time

あの鼻にかかった声のシャウト。バックの女性コーラスのレイレッツとの掛け合いなどレイ・チャールズは大好きだ。今手に入る、アトランティックとABCの両方のレーベルから選曲されたCD「グレイテスト・ヒッツ」は2枚組で45曲も入っている。しかし、自分の持っているレコード3枚はどれも大好きな「ワッド・アイ・セイ」の決定的な録音が入っていないので、いまひとつ気に入っていないが、CDでは見かけないアトランティックのオリジナルのかたちで復刻発売されたレコードなのが、ちょっと救いかなという感じである。

彼の功績はゴスペルとR&Bの融合。バックにレイレッツという女性コーラスを配し、コール&レスポンス(掛け合い)のゴスペル・スタイルでブルーズの詩を歌うR&Bをつくりだしたことである。50年代黒人社会の中で、そんなゴスペル色の強いR&Bをガンガン歌っていた頃がいちばんカッコイイときだった。「アイ・ガッタ・ウーマン」「ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソー」「ワッド・アイ・セイ」など彼の50年代のヒット曲は無いが、このアルバム「ザ・ライト・タイム」は主に50年代後半の録音でレイレッツがバックに入っている。タイトルの「ザ・ライト・タイム」が一番いいが、その他にも「スワニー・リヴァー・ロック」「ザッツ・イナフ」などスタイルを確立した曲が多い。

もう一枚の「レイ・チャールズ」のほうは50年代前半のレコーディングが多いが、「アイ・ガッタ・ウーマン」「ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソー」のヒット曲や、映画でも聴かれた「メス・アラウンド」「メリー・アン」なども入っている。これらの二つのレコードの録音時期がやや混ざり合っているのが惜しい。

60年代に入りABCに移籍して「我が心のジョージア」「愛さずにいられない」の大ヒットにより地位を確立する。これらの曲もしみじみと聴かせてもちろんいいが、もっと好きなのは「アンチェイン・マイ・ハート」「ヒット・ザ・ロード・ジャック」である。広く世界的に知られたことにより、その後スタンダードやビートルズの曲やサザンの「エリー・マイ・ラブ」まで何を歌ってもレイ・チャールズ節になるのだが、70年以降はポピュラー・シンガーという感じになっていった。しかし、「シンシナティ・キッド」「夜の大走査線」の映画のテーマソングの歌声は「シブイ!カッコイイ」。そして映画「ブルース・ブラザーズ」でも質屋のおやじ役でいきなりキーボードを弾きながら歌い出すシーンは良かった。 what's news

連載-AMERICAN PHOTOGRAPHS-04  
Sausalito, California
映画「ジョーズ」がヒットしていた頃で、
「ジョーズがこんな所に!」 と思った


ナチュラルでシンプルな雰囲気が心地よい店内
リゾットのボール、これ、おいしい!です
2005