久々にコンサートに行く

スティーリー・ダンが20年ぶりに新アルバム発表のツアーを5月16日大阪でやった。700億円あまりもかけた税金の無駄遣いといわれる中之島の国際会議場、さすが無駄遣いだけあってゆったりした椅子で座り心地がよかった。 前半は新曲中心で聞慣れてない曲が多くノリも今一つだったが、休憩の後は[Aja]からの曲が演奏され盛り上がってきた。しかし、[Gaucho] の曲はなくアンコールで奏るのかと思ったが映画のサントラ「FM」だった。これはこれで意外な選曲でうれしかったが、気分もノリノリになりかかりだったのに1曲で終わってしまった。「ヘイ19才」や「バビロン・シスターズ」も聞きたかったのになんか心残り。 ドナルド・フェイゲンは声もよく出ていたし、ホーン4つとコーラス3人でギター、キーボードも別にいて音に厚みがあってよかったと思う。スタジオにこもってクールな音を創るタイプだから、聴衆をのせていくライブバンドではないが、選曲でもっと楽しませてほしかった。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

東福寺方丈南庭
写真左:向こうに小さな島が見える海原で龍が跳んだリ潜ったりしたのか、天女が誤って落ちたかのような波紋がいくつかある枯山水。以外と新しい昭和14年重森三玲氏の作庭。
American Beauty by Sam Mendes

赤いバラの名前だが、直訳するとアメリカの美。家族、隣人、友達それぞれが思う[美]は・・・ 生きる希望がどっかへすっとんでしまっている親父は娘の女友達に[美]を見いだしてがぜんやる気に。母親は品よくコーディネイトされたインテリア、きれいな家と仕事に[美]を。難しい年ごろの娘は隣のサイコ野郎(アンソニー・パーキンスに似ていておかしい)に純愛の[美]を。そのサイコ野郎は映像の世界に[美]を(私も彼が撮った、風に舞う袋がいいなと思った)。娘の女友達はナルシズムの自惚れの[美]を。サイコ野郎の父親の石頭の大佐は旧体制の規律に[美]を、いや、彼に美なんてものはない。そして、ドラッグやピストル、犯罪の低年齢化など問題を抱え病めるアメリカの[美]は仲のよい幸せな家族であろう。
アメリカに普通にある中流 家庭の崩壊をコメディタッチで社会問題をついているこの映画はなかなか鋭い。アカデミー賞5部門受賞だけれども、あまり期待して構えて見ないほうがよいと思う。'70年頃のロックバンド、フリーのオール・ライト・ナウやゲスフーのアメリカン・ウーマンなど懐かしい曲が流れるのがうれしい。オール・ライト・ナウには思わず「Oh ! Yeah !」と小さく声を出してしまった。エンディングのタイトルに流れるビートルズのビコーズもしみじみと聞かせる。
東福寺
鮮やかな黄緑のかえでの若葉がいっぱいの境内。晩秋に赤く染まる眺めは、素晴らしいことでしょう。
無鄰庵
明治時代に元老・山県有朋が別荘として設計・監督し、造園家の小川治兵衛が作庭したもの。東山を借景とし、疎水の水を取り入れ三段の滝と池や芝生を配した池泉廻遊式庭園で 現代庭園の源流。
茶室のある庭にはよく石燈篭があるが、 私はそれを見ると時代劇のイメージが出てきてあまり好きではない。しかし、この庭はそれもなく自然な感じが生かされた庭園である。
母屋で庭を眺めながら、 お茶を一服。いいですねぇ、茶室も借りられるそうです。

東福寺塔頭寺院 龍吟庵
建物は室町時代に建てられた住宅風建築、現存する方丈建築では最古のもの(国宝)。
上の写真:東庭(中庭)は赤砂が敷かれた枯山水で、色のついた砂の庭は初めて見た。
右の写真:西庭(本庭)は灰色の砂で曇をかたどってあるが、ややデザイン過剰の感じ。垣根の上には大きなかえでの鮮やかな黄緑色の若葉が美しい。
庭は新しく、東福寺と同じく重森三玲氏の作庭。

釣り好きで料理好きの友人が始めた店 味色[紫]Ajiiro-Murasaki

阪急川西から能勢電鉄で妙見山の方へ行くところ光風台の閑静な住宅地にあり、自宅を改装した隠れ家的お店。シェフ?板長?がこだわって材料を吟味し、一日数組の予約のお客に丁寧に料理をだすというやり方で腕を振るっている。インテリアもこだわって選んだテーブル、椅子などさり気なくシンプルにまとめられていて、家に居るように(まぁそうなんだけど)くつろげ、順々にだされる料理をゆっくりと楽しめる。私も特に期待せずに行って食べてみたが「以外とやるやん、いつ覚えたんこんな料理」という感じでおいしかった。
昼夜ともおまかせのみ3500円〜(税別)、予約受付時間:午後3時〜5時、午後8時〜10時(3日前までに予約)。たばこは吸えないし、12歳以下のお子さんもご遠慮くださいと注文の多いい料理店だが、反面ファミリーレストランの喫煙サイドのように、いやな臭いや子供の賑やかさはないので、そのほうがいいと思われる方むきにお薦め。詳しくはこちらまで 予約電話0727-38-1339










新緑の日本庭園を巡る。
       
日本庭園に興味があり、建築家の友人に同行して京都の寺を見学、かえでの若葉が素晴らしく美しい時期だった。
日本庭園はフランス庭園などの見るからに人工的な造りと違い、池や滝、岩や草木を自然なままに見えるように考えデザインされ造られている。ここに折々の花が咲き、樹々の色が季節の移り変わりに美しい調和を見せる。このさりげなさが日本の美意識を表している。一方、枯山水は禅の思想により最小限に省かれ岩と砂だけの庭。このシンプルでイマジネイティブな石と「間」が生みだす抽象的空間の造形を暫し眺める。