■地雷展‥‥地雷をなくそう!
チャリティバザーに出展しています。

2/1fri→20wed(会期中無休)11am→7pm
ギャラリー雲母(きらら)倶楽部


愛と平和をテーマに新しく制作した、かなりたいそう‥ではない小品5点と封筒に入れる二つ折りカード数種類 等を出展しています。

天満宮界隈で 忙しく仕事されている方は、チョイト仕事をサボってぜひお越しください。大阪天満宮に参拝を口実に愛人に会いに行かれる方、天満橋松坂屋に読書や音楽に耳を傾けに行かれる方、近くですのでぜひ寄ってください。いつもの店にお出かけの方は一杯飲る前に。北区から離れている方も、無理矢理にでも天神橋、天満橋に用事をつくってお出かけください。家でゴロゴロしてる方(俺だぜ)は豚化防止に川べりの散歩をかねてどうぞ。

会場には本物の地雷、はあぶないので模型 が展示されています。作品の売り上げは地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)を通じて地雷除去活動支援に寄付されます。そこんところ、よろしく。

映画誌[キネマ旬報]恒例の2001年ベストテン発表。

洋画 1位トラフィック 2位 花様年華 3位 リトル・ダンサー 4位 山の郵便配達 5位 JSA

邦画 1位 GO 2位 ハッシュ! 3位 千と千尋の神隠し 4位 EUREKA(ユリイカ) 5位 風花

読者による選出
洋画 1位 初恋のきた道 2位 リトル・ダンサー 3位 山の郵便配達 4位トラフィック 5位 ダンサー・イ   ン・ザ・ダーク

邦画 1位千と千尋の神隠し 2位 GO 3位ウォーターボーイズ 4位 バトル・ロワイアル 5位 風花 

これ以上は雑誌が売れなくなると怒られるので、ベスト5だけ書いときます。もっと知りたい場合は本屋で、もしくはキネ旬ベスト送れと書いてメールをください。

私の場合、見た映画が少ないので、洋画・邦画あわせてベスト5しか選べませんが
1位 初恋のきた道  2位 アメリ 3位 ゴースト・ワールド 4位 ギター弾きの恋 5位 ショコラ  でした。

地獄の黙示録 特別完全版 フランシス・F・コッポラ監督(USA)

コッポラ監督が53分の未公開映像を加え、編集したディレクターカット版である。1979年9月サンフランシスコで見て以来21年半ぶりである。前回は字幕がなかったので、映像の迫力に圧倒されただけだったが、久しぶりに見てストーリーも詳しく把握できた。

新しく加えられた二つのパートのうちプレイメイトとの出会いのシーンは、その基地の荒廃と兵士のやる気のなさが良くでていた。一方のフランスのプランテーションのシーンはいらないと思う。映画の流れが途切れる気がした。フランスの失敗を知りながら、アメリカはまたも同じような事を繰り返すと言うメッセージを監督は言いたかったのかも知れない。しかし、霧の中から現れる人達や天蓋付きのベッドのシーンの撮影は美しい。その他、マーロン・ブランド扮するカーツ大佐が暗い部屋の中ばかりだったが、今回は昼間に外で姿を見せる。

サーフィンをするために、ついでに爆撃に行ったり。花火がわりに意味もなく銃砲を撃ったり。己の恐怖感で銃を乱射して罪もないヴェトナムの民間人を殺してしまったり。現実を忘れるには麻薬でラリるしかない兵士達。目的を見失った無意味な異常な戦争の実状を監督は見せようとしたのであろう。爆撃のシーンは大画面の迫力と叫び声と爆撃の音がうるさく見ていてイライラしてくるが、最近のSFXで作られた映像とは違う実写の重量感がある。この時期に再び上映される事は、誤爆で民間人を殺したりしているアフガニスタン攻撃とは偶然なのか、それとも警鐘なのか。

印象に残る映画は人それぞれです。生い立ちや見たときの状態で共感したり、目に焼き付いた映像、忘れられない台詞、的を得たグッとくるサウンド、主人公に感情移入する演技やストーリー展開。アクション、コメディ、ホラー、ミュージカル等々好みのタイプでいろいろです。
私が見た好きな映画100本の印象を綴りながら連載しています。遥か前に見た記憶なので思い違いがあると思います、お気づきの点や共感されたこと、違う見方のご意見がございましたらメールをお願いします。

連載039
ザ・コミットメンツ[The Commitments] アイルランド 1991
監督:アラン・パーカー

主演:ロバート・ア−キンズ、マイケル・ア−ニ−

クリーム、フリー、トラフィック、キング・クリムゾンなどなど、いいバンドは短命である。才能がぶつかり合うと凄い音を生み出すが、各自の主張もぶつかり合い長く続かない。その他でもリーダーのワンマンぶりについて行けない。演奏する曲の不満、お金の配分、色恋沙汰などでケンカになったり。ドラッグに溺れたり。長いツアーがいやだ等、メンバーの気持ちがバラバラになって解散してしまう。

ローリング・ストーンズが40年近くも続いているのは驚異である。ミックとキースが仲が良く、ソングライター、チーム・リーダーとしてストーンズを引っ張ってきたのは当然だが、才能のあったブライアンが早くに亡くなった。バンドはベースとドラムスが肝心であるが、おそらく?ビルとチャ−リ−が若いときから大人だったので、あまり口出しをせずにヤンチャなミックとキースに好きにやらせて、バックをしっかり固めていた。ビートルズのような閃きはないので、あれこれやらずにワンパターンと言われようが自分たちの好きなブラックな音だけを演ってきた。ドラッグなどで問題をおこしても、「俺達ゃワルだぜ」と不良バンドのイメージをさらに強固にする太々しさがあった。そして、何よりも、バンドが好き。理由はいろいろだろう。

この映画はそのアイルランド・ダブリンのR&B好きの若者がバンドを結成していく話である。監督はイギリス人のアラン・パーカー。トルコでドラッグで捕まる、あの恐かった[ミッドナイト・エキスプレス]やピンク・フロイドの[ウォール]等を手掛けている。実際にアイルランドのダブリンでプロ、アマチュアのミュージシャンを時間をかけてオーディションして集めたそうだ。演奏される曲はすべてこのメンバー12人のノリノリのパフォーマンスである。曲は私にはとても嬉しい、ウィルソン・ピケット、オーティス・レディングなどの60年代R&Bである。マスコミが言い始めたのかどうか良く知らないが、最近のJポップの中でR&Bと言っているジャンルがあるが、あれは単なるブラコン風であって、R&Bには程遠い。せめてこの映画ぐらいのシャウトをしてから言ってほしい。イントロでメンバーを募集するが、ヘビメタ、パンク、ポップス等いろんなタイプの連中がやってくるシーンは面白い。そのときは、喜び、笑い、怒り、涙ありの熱中の日々。あの頃が良かったと思えるのは後になってからである。青春をバンド活動に燃えるのは素晴らしい。


連載040
ハリーとトント[Harry and Tonto]USA 1974
監督:ポール・マザースキー
主演:アート・カーニー、エレン・バースティン

ニューヨークの古いアパートに住む老人のハリーは、頑固に立ち退きを拒否していたが、ある日ソファーごと 猫のトントと共に外へ放り出されるシーンから始まる。長男の家に移るが何となく居心地がよく無いと感じてトントを連れて旅に出る。昔の恋人を訪ねたり、ヒッチハイクの女の子をのせたり、シカゴで娘に会ったり、途中いろんな出会いがあり、イーストコーストからウエストコーストへの長い旅である。

淡々としたタッチで進むエピソードのなかで一番印象に残っているシーンは、ラスベガスで立ちションをして留置所に入ったとき、そこにインディアンのおじいさんがいた。彼は医者の免許がないのに治療をしたとかで入っていた。インデアンにしてみれば、昔から伝わってきたやり方をしただけなのに。彼はハリ−がセールスマンから買って持っていたミキサーを見て、「妻が気に入って使っていたが壊れてしまった。譲ってくれないか」と言うので、ハリ−は快く渡す。替りにとインディアン・ジュエリーの凝ったつくりの首輪をくれる。そんな高価なものはいいとハリ−は断るが、是非受け取ってくれと渡される。なんか昔の交易を見るような、それ以上に心の気高さを感じた。老いても精神の自由さと若さを持ち続けるハリ−がいい。
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